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お金と幸せの関係

投稿日:2017-01-18 更新日:

脳科学者の茂木健一郎さんがお金にスポットを当てて書いた書籍です。

お金に関する行動のほぼすべてを脳が操っているという考えに基づき、
脳とお金の関わりについて多様な角度から解説しています。

タイトルの通りお金持ちになるための考え方について書かれていますが、
大事なポイントは「お金」≠「幸福」ということです。

研究によると、あるラインを超えると収入が増えても幸福度は変わらなくなるそうです。
お金をたくさん持っているとどんなメリットがあるのか、
人生の中でするべきお金の使い方などの説明がありますが、
話の終着はお金を通じてどうしたら幸せになれるかということです。
この本は「お金と幸せの関係」に重点を置いた作品と言えます。

印象に残った用語として「機会費用」という考え方がありました。
機会費用とはあることをすることで、他のあることができたかもしれない機会を失うという意味です。
これは特別新しい言葉ではないのですが、「投資」を嫌う日本人にとって欠けている概念だと思いました。
自分がこれまでの人生で行ってきた決断が、機会費用という考え方を理解していれば違った判断ができたのではないかと、少し考えさせれられてしまいました。

 

この本に対する読者のレビューをAmazonで覗いてみたのですが、
内容が薄いとか、分かりきったこととか、結構辛い意見が多いみたいですね。
確かに脳の働きとお金を結びつけるデータ的な内容はほとんどなく、
「脳とお金の"驚くべき"関係性」という触れ込みによって期待値が上がってしまっているところはありますが、
僕からすれば無理に小難しいことが書いてある本よりはよっぽど理解しやすく面白かったです。

 

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