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伝説の経営理論がコミック化

2017/02/12   -book
 

もともとはイスラエルの物理学者だった著者が
経営コンサルタントとして活躍した際に発表し、
全世界でベストセラーとなったマネジメント理論です。
 
日本で活用されると、貿易の不均衡が加速し世界経済が破滅するという著者の懸念から、
発表から17年後の2001年にようやく日本語の翻訳版が出版されました。(なんか凄いですね)
そのエッセンスをコンパクトに漫画化したのがこの本です。

 

主人公新城吾郎はとある大企業の工場所長で、
ある日本部長から3ヶ月以内に業績改善しないと工場を閉鎖すると言い渡されます。
 
困り果てる吾郎ですが、偶然空港で学生時代の恩師ジョナと再会し、
工場を立て直すためのアドバイスを請います。
 
ジョナの教えはこれまでの常識とはかけ離れたもので、
早急に結果が必要な吾郎はますます頭を悩ませます。
 
社員の生活がかかる重責、多忙による家族とのすれ違いといった苦労にも襲われますが、
仲間と助け合いジョナのアドバイスを解読し実行していくことで、
工場の業績は徐々に上向いていきます。

 

生産管理の知識も経験も無い自分ですが、
そんな僕でも理解できるぐらい分かりやすい内容です。
 
「お金を儲ける」という会社の目標を達成するために必要なことは何か、
見せかけの生産効率では測れない経営の真実が記されています。
 
この本の核であるTOC(制約)理論を身につけて現場に取り入れれば、
工場の業績に好影響を与えられるのではないかと思います。
 
管理職や生産に携わる方は読んでおいて間違いない良書です。

 

原作は読んだことが無いですが結構ボリュームがあるみたいなので、
コミック版のほうがおすすめですね。

一握りのライオンになれるか

2017/02/11   -book
 

人生が上手くいく人の習慣をライオン、上手くいかない人の習慣をヒツジに
例えて解説した自己啓発本です。
表紙のライオンの顔が怖いですがライオンのほうが成功者です。

 

内容は極めて簡潔、両者の習慣をひたすら並べて説明しています。
 
ヒツジはいつも「根拠は?」と口にする。
ライオンはいつも「とりあえず」やってみる。
 
ヒツジの家はビニール傘と靴が玄関に散乱している。
ライオンの家は玄関がスッキリしている。
 
ヒツジは大学受験で燃え尽きた後に内定をもらってご臨終。
ライオンは社会に出てから燃えたぎる。
 
などなど。

 

全77の事例ですが、普通の人だと結構な数ヒツジに当てはまるのではないかと思います。
ヒツジを自分の名前に変えて読むと心にグサグサくること間違いなしです。
 
簡単な言葉でボリュームも少ないので子供でも楽しめる本です。
ただし本を読んで大人って大変だなぁと感心するだけでは意味ないので、
少しでもライオンになれるよう日々精進しましょう。

溢れ出る充実感

2017/02/10   -book
 ,

僕は写真集が好きです。
人物だけでなく、風景を含めた全体を見ると
その場面や時代のイメージが広がっていくからです。
 
自分が生涯で触れることのできる世界って限られていると思うのですが、
写真によってそれが補えるような気がします。

 

この本は当時25才のベッキーのメッセージフォトブックです。
 
正直そんなに深いメッセージは無いんですが、
「欲望を満たしてくれるのだけが神様ではない」というのはいい言葉だと思いました。
 
(近年はいろいろあったみたいですが)
この当時の勢いというか、充実感が滲みでてる感じが良いですね。
被写体も風景も構図もきれいです。

悩みの種は時世によらず

2017/02/09   -book
 ,

自己啓発系の本を読んでいると、
孔子の「論語」が引用されていることがよくあります。
 
"昔の中国の偉い人の名言"ぐらいの印象しかなかったのですが、
現代の日本人にここまで影響を与えている論語って
どういうものなんだろうと気になり、この本を買ってみました。

 

冒頭の解説によると、
論語とはストーリー仕立てで語られた言葉ではなく、
孔子や弟子たちの言行が順不同で並べられたものだそうです。
 
そしてこの本の内容も論語全体を解説するものではなく、
論語の順不同の言葉を引用しながら、筆者の解釈で悩みを解決しようというものです。
 
正当な論語の解説書とはちょっと趣が異なるので、
単純に論語を学びたいなら別の解説書のほうが良さそうです。
(筆者も論語に関する本を他にいくつも出版しています)
 
この本は仕事・家庭・恋愛・性格についての悩みを取り上げているので、
人生で悩み多き方は買ってみてもいいのでは。

 

孔子は一人ひとりが良き行動をとれば社会も世界も良くなる、
逆に自暴自棄になれば自分自身を見捨てるだけでなく、
社会や世界を傷つけるという考えだったそうです。
個は全体の一部という考え方がなんか般若心経に似てるなぁと勝手に解釈してしまいました。

たのしい般若心経

2017/02/08   -book
 ,

お笑いコンビ笑い飯の哲夫さんによる、般若心経の解説書です。
 
般若心経とは「観自在菩薩 行深般若波羅満蜜多時~」から始まる
お坊さんが仏壇の前で唱えてる言葉のことです。
おそらくこの言葉の意味に興味を持つ人はかなり少数だと思います。
 
僕も全然興味は無かったのですが、
お笑いの発想が天才的すぎて大好きな芸人なので、この本を買ってみました。

 

般若心経を完璧に翻訳するのは難しいらしく、
若干哲夫さんの意訳っぽいところもありますが、
全体の意味を理解するには十分です。
 
内容も哲夫ワールド全開で面白おかしく解説しています。
ふざけてるようですが丁寧で分かりやすいです。
笑えて勉強できます。
下ネタは多めです。
 
漫才に見られる独特の発想もそうですが、
お経に興味を覚え自主的に般若心経を勉強して写経するこの方の感性が大好きです。

 

※えてこ=関西地方でサルの意味

決断の先につかんだ夢の舞台

2017/02/07   -book
 

2016年限りで現役を引退した、
プロ野球 広島東洋カープ 黒田博樹選手の半生と哲学の自著です。
(この書籍は日本球界復帰直後の2015年3月に出版されたものです)
 
黒田選手といえば、2014年末アメリカ メジャーリーグの球団から
年俸20億円とも言われる巨額のオファーを受けていたにもかかわらず、
それを断り日本の古巣カープに復帰することを選択し、ファンから大歓声を浴びました。
そして2016年、チームを25年ぶりのリーグ優勝に導き、20年間の現役生活に幕を下ろしました。
 
カープファンからすればまさに英雄と言っても言い過ぎではない存在です。
その熱い生き様は僕も大好きで尊敬しています。
 
そんな黒田選手ですが、
実はその経歴は常に輝かしいものというわけではありませんでした。
 
3年間補欠だった高校時代に始まり、
周囲との力の差を感じ、恐怖心と闘いながらの野球人生だったのです。

 

タイトルの「決めて断つ」は高いレベルで通用するために
努力してきた黒田選手の人生のキーワードの一つです。
 
それが最も見て取れるのは2008年にメジャーリーグに挑戦したときで、
日本では通用していた速球が簡単にスタンドに運ばれることを知ると、
動くボールを習得して、芯を外す投球に活路を見出しました。
 
登板日以外の過ごし方やブルペンでの投球内容など、
厳しい日程のメジャーリーグで投げ抜くためのルーティンも新たに作りました。
 
世界トップのリーグの強打者たちをねじ伏せるために、
過去を断ち、新しい自分のスタイルで戦うことを決めたのです。

 

補欠の高校時代からメジャーリーグの名門ヤンキース入団にまで上り詰めた黒田選手ですが、
この本は単なるサクセスストーリーではありません。
 
一度決めたことはやり通すという母親譲りの芯の強さ。
ビジネスを度外視した仲間との絆と感謝の気持ち。
 
野球選手としてだけではない黒田選手の人間的な魅力が随所に見られ、
この人がファンから絶大な支持を得ている理由が分かると思います。
 
野球を知らない方にもぜひ読んでほしいです。

悩む時間がもったいない

2017/02/06   -book
 

仕事がイヤでしょうがないけど、辞められない。
恋人と上手くいってないけど、別れられない。
今日の昼ごはんが決められない。
 
大きなことから小さなことまで、
人はいつも決めることを強いられ、悩まされています。
 
悩んだあげくに決断を先延ばしにて、
もっと大きな問題となって未来の自分に降りかかるという悪循環にはまってしまいます。
 
ここから抜け出すには、どうすればいいのでしょうか。
 
この本では人類共通の悩み「決められない」を解決し、
我慢や後悔なくスッキリ生きていくための方法を解説しています。

 

物事を決める基準を他者に設けてしまうことを筆者は「他者中心」と呼びます。
そして決められないの最も大きな原因は、「他者中心」で考えている自分がいるからです。
 
この考え方では何をするにも恐れや不安がつきまとい、
自分に自信が持てなくなり決断ができなくなってしまいます。
 
決断力をつけるには「自分中心」の考えをいかにもてるかが重要なのです。

 

この他にも決断力を高めるための考え方がいくつか紹介されていますが、
全体としてボリュームの割に伝えたいポイントは少なかったように思いました。
もう少しコンパクトならもっと読みやすかったかなと思います。

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