「 book 」 一覧

夢を失ったひとへ

2017/02/05   -book
 

ベストセラーとなった実用的エンタメ小説です。
 
主人公は普通のサラリーマンで、
ある著名人のパーティーに参加したことで自分と成功者の差を思い知り、
自暴自棄になり酒を飲んで寝込んでしまいます。
 
深い眠りにつく主人公は、枕元から聞こえる声に目を覚まします。
枕元には長い鼻、二本の牙、四本の腕をもつ象のような生き物が、お腹をさすりながら座っていました。
 
最初は夢だと思い気に留めませんでしたが、しつこく話しかけてくるうちに
その象は自分を助けに来た神様"ガネーシャ"であることを、だいぶ訝しみながらも認識していきます。
 
ガネーシャは人生を成功させるための課題を1日1つ課してきます。
しかし、その課題は「靴を磨く」「コンビニで募金する」「まっすぐ帰宅する」など、
誰にでもできそうな簡単なことばかり。
 
疑問を抱きながらも、生まれ変わるために主人公は課題に取り組みます。
課題をこなすうちに、主人公に少しずつ変化があらわれます・・・。

 

小説形式の自己啓発本を読んだのは初めてだったのですが、
看板に偽りなしという感じで、とても面白い内容でした。
 
この本には歴史上の数々の偉人の名前が登場します。
ガネーシャはただ単に課題を与えるだけでなく、
偉人の行動を例に取って課題の意味を訴えてくるのです。
その例えが明瞭で理解しやすく、すいすいと読み進めていくことができます。

 

ガネーシャの課題は本の中だけでなく、
我々も実際に取り組むことができるものです。
 
課題の一つひとつは難しくはないのですが、
これらを全てこなして継続していける人間は一握りだと思います。
それだけ自分を律することは難しいです。
 
僕は課題に取り組むことなく本を読み終えてしまいましたが、
まだこれからの方は、主人公と一緒に課題をクリアしながら読んでみるのもいいのでは。

目指せ、自分的思考法!

2017/02/04   -book
 

より人生を楽しむために、松岡修造さんが普段どんな考え方をして
どんな行動をしているか紹介した本です。
 
テレビで見ると熱くて元気な人だなぁというイメージですが、
さすがは元プロスポーツ選手、
日常生活から勝負の場面まで、自分を高めるための引き出しは多いです。
 
巻頭にも書いてありますが、
別にこれを読むことによって松岡修造を目指すわけではなく、
これを参考として自分思考を磨いていこうというものです。

 

参考になった思考を一つ紹介しますと、
勝利の瞬間までイメージできると実現は近くなる、というものです。
 
大事な試合やプレゼンの前には誰でもイメージトレーニングをしますが、
このときイメージをより細部まで作り出すことができれば実現は近くなります。
 
朝起きてからの準備、会場に入る瞬間、本番中の自分の動き、発言、
その日のすべての風景を克明に頭の中に浮かべていきます。
 
人は無理だと思うと明確な映像を写しだすことができません。
逆に鮮明にイメージできるのは、それは自分が実現可能なことだからです。
 
勝負事の前のイメージトレーニング、大事にしたいですね。

 

その他に
修造流残像トレーニング、
修造流視野を広げるトレーニングなど
今すぐ簡単に実践できるトレーニングもあります。
 
修造流ひとり店内ツアーはちょっとマネできないですがw

 

修造思考を参考にして、自分なりの心の持ち方を発見しましょう!

自分を売りだすための努力とは

2017/02/03   -book
 

2007年に発売され話題となったDVD「紳竜の研究」。
この本は、その中からNSC大阪で一度だけ開催された特別講義部分を活字化したものです。
 
芸人志望の若手に向けた講義ではありますが、
漫才に限らず人生のあらゆる場面で応用が利く内容です。

 

講義の冒頭で、この世の中は才能だと宣告されます。
 
才能が無いのはしょうがないことです。
しかし、才能の有無は自分でも簡単に認識することはできません。
 
才能が無いことを知るためには努力が必要です。
努力にも正しい努力と間違った努力があり、
この本では正しい努力の仕方を力説しています。

 

賞レースに勝つためにはどんな漫才をすればいいでしょうか。
会場はウケていても、審査に通るとは限りません。
 
バラエティーに出るためには博識でなければいけませんが、どんな勉強をすればいいでしょうか。
やみくもに知識を詰め込んでいたら、時間がいくらあっても足りません。
 
正しい努力をやりきったとき、初めて才能が無いことを認められるのです。
そして「努力する力」があれば、それはいつか必ず違う舞台で実を結びます。

 

ここでは書ききれませんが、この短い本の中には成功者のノウハウが詰まっています。
 
ただこの本に限りませんが、ノウハウはあくまでノウハウです。
これらを活かして努力できるかは、自分次第ですね。

目からうろこの節税術

2017/02/02   -book
 ,

独立開業を目指す人にとって一番やっかいなのが、
1年の収支をまとめて報告する「確定申告」です。
 
サラリーマン時代は会社に任せておけばよかったのですが、
独立したら帳簿から報告まですべて自分で行わなければなりません。

 

この本は以前出版された「あらゆる領収書は経費で落とせる」のコミック版で、
日常のあらゆる支出を経費として計上するための方法を、
漫画を使って分かりやすく解説しています。
(原作者は元国税調査官です)
 
「領収書のあて名が間違ってると経費として認められない?」
「レシートでは領収書の代わりにならない?」
 
税務署をおそれるあまりこんな都市伝説が広まっていますが、
実際はこれらを経費にすることは可能です。
 
それどころか、領収書をもらい忘れたタクシー代、取引先以外の人との飲み代、家に置いてあるテレビ代(!)など、
一見経費としてはとても認められないようなものでも、
ちょっとした計上のテクニックを使うことで経費にすることができるのです。

 

僕もこの本を読むまで、この本に登場する支出は
ほとんど経費としては認められないものと思っていました。
フリーランスの方はもちろん、中小企業の経理の方にとっても目から鱗の内容だと思います。

お金の「ディフェンス」を鍛えよう

2017/02/01   -book
 

お金の話ってものすごく大事なことだと思うのですが、
その割に教育としてお金を学ぶ機会ってほとんどありませんよね。
 
逆に本屋に行くとお金の解説書みたいな本が結構たくさん見かけられ、
人々の関心は決して低くはないことがわかります。
 
お金の話はいやらしいから学校じゃなく自分で学べってことなんですかね。

 

余談は置いておいて、この本は漫画「カイジ」(福本伸行 作)から
今の日本人に足りていないお金の知識を学び、マネーリテラシーを高めていこうというものです。
 
カイジは超有名ギャンブル漫画ですが、
一応知らない方のために簡単に説明すると、
後輩の連帯保証人となったことから多額の借金を背負ってしまった主人公伊藤開司が、
借金返済のため闇の金融企業「帝愛グループ」が仕組むギャンブルに挑む話です。
 
カイジは普段は自堕落で情けない男ですが、
ここぞという勝負の場面で神経を研ぎ澄ませ、巧みな戦略で強敵をやりこめます。
深い絶望の後一転して勝利を手繰り寄せる瞬間は、興奮でページをめくる手が震えます。
 
僕はこの漫画が大好きで、全巻まとめ買いして今でも時間があるときは読み返しています。
読んだことがない人は本当に勿体ないので、ぜひ読んでみてください!

 

・・・話を元に戻しますと、この本ではところどころに漫画のシーンが引用されており、
キャラクターの言動からお金の仕組みやお金が絡んだときの人物の心情を読み取ります。
 
全体を通してのポイントは、本書序盤に記されている「お金のディフェンス面」についてです。
 
オフェンス面とはお金を稼ぐ、貯めるといったことで、これは人間なら誰しもが好きそうなテーマです。
 
一方でお金のディフェンス面とは、お金を守るにはどうすればいいか、借金したらどうなるかといったことで、
あまり知りたがろうとしないのか知識が不足している人が多いです。
 
この本では安易にお金を借りることの危険性や、
言葉のトリックで消費者が損をするように仕向けられている事実など、
お金の「負」の部分にスポットを当てて解説しています。
 
本来重要なのは生死にも関わるディフェンス面の方であり、
こういったテーマを子供のときからもっと学んでいくべきだと思いますね。

 

この本だけで「お金は命より重いんだ」とまで心は動きませんでしたが、
ちょっとした隙から借金にはまってしまう危険性は身近に潜んでいて、
決して他人事ではないんだなという警鐘にはなりました。
 
カイジを読んでいたほうが面白いですが、
別に読んでなくても内容は理解できます。
 
ただこの本とは別にカイジは面白いのでぜひ読んでください (^^ )

 

↓こちらが原作の第一弾です。

片づけたい!!

2017/01/31   -book
 ,

片づけても片づけても、気が付いたら部屋が汚れている・・・。
片づけは人類の永遠の悩みです。
 
そんな片づけの研究を長年続け、
「片づけコンサルタント」として数々の家庭を救ってきた
筆者による片づけ術をまとめた書籍です。
 
なんとこの方、アメリカのタイム誌(2015年版)が選ぶ
「世界で最も影響力のある100人」に選出されています!!
(他の顔ぶれを見ると各国の首脳、世界的企業の社長などそうそうたるメンバー)

 
日本だけでなく、世界中にその片づけ術を浸透させているのです。
凄いですね。
 
さっそく僕も本書を一通り読んでみました。

 

まずこの本ですが、単なる片づけの手順書ではありません。
また、部屋のビフォーアフターを見て感心するための本でもありません。
(写真は一切ありません。文字だけで250ページ超の大作です)
 
この方の片づけ法はかなり「意識的、精神的なこと」を重視しています。
より具体的な作業手順の解説は第三章から始まり、
それまでは片づけに取り組むための意識付けがメインとなっています。
 
片づけに意識なんて必要なの?と思う方もいると思いますが、
これまで手当たり次第に片づけてきて、その状態が継続したことがあるでしょうか。
 
片づけは強敵です。
立ち向かうにはこちらもそれ相応の準備が必要なのです。

 

中盤からは具体的な作業の解説になり、読みながら実際に作業してみると捗ると思います。
(でもその根底は序盤で教えられた「意識」であり、途中から読み始めるのはおすすめしません)
 
そして終盤は、片づけをすることで得られる別のモノについて書かれています。
片づけをすることで自分という人間を知り、人生は豊かなものに変わっていきます。
 
ここだけ読むと大げさだと思うかもしれませんが、
最初から読み進めていくとそういった因果関係も納得できると思います。
 
僕は本を読んでいて「おおっ」と感心した文章はPCに記録するようにしているのですが、
この本は記録箇所が今まで読んできた本の中でもトップクラスに多かったです。
それぐらい単なる作業ではない「片づけの魔法」の魅力をこの本から感じることができました。

 

まだ実際に片づけをしていないのでその効果を大きな声では言えませんが、
今の段階で自分の中の片づけに対する意識は間違いなく変わりました。
 
実際に片づけに取り掛かるその日が楽しみです。
(できればこのブログで結果報告したいと思います)

安定の分かりやすさ

2017/01/30   -book
 , ,

突然ですが、次のこと分かりますか?
 
日本国憲法の三原則
衆議院の選挙方法
「小選挙区」とはどんな選挙区
「代議士」「幹事長」「官僚」「派閥」の意味
大統領と総理大臣の違い

 

・・・・・・分かりますか?
 
答えられない方は、ぜひこの本を読んでみることをおすすめします。

 

正直僕も分かってませんでした。
確かに昔習ったはずなんですが、理解しているつもりで全然頭に入ってませんでした。
 
これはまずいと、特に今すぐ政治を覚える必要性があるわけでもないのに、
最低限の知識は持っておくべきだと思いこの本を手に取りました。

 

最後まで読んでみましたが、さすがは解説のプロ、文字にしても分かりやすさは健在でした。
学校の教科書の解説部分をぐっと濃くしたような感じです。
 
教科書と違うところは、個人名を挙げての失敗例などなかなか書きにくいところにも踏み込んでいる点です。
また客観的な事実だけでなく、今の日本の政治の問題点について
筆者個人のより突っ込んだ考えを読むことができるため、勉強になります。

 

この一冊で選挙、国会、内閣、裁判所、憲法の概要は一通りつかめると思います。
 
これで頭のいい上司に政治の話を振られても安心ですね!
(深く突っ込まれなければ・・・ ^^;)

 

でも本当に分かりやすくて良い本でした。
他の池上解説シリーズも買ってみようかな・・・。

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