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現代において当然の仕事の在り方

2017/08/16   -book
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時代と共に仕事の在り方なんて変わって当然なのに、
それを理解できずに古い働き方を続けて苦しい人生を生きる人が沢山います。
 
別に誰に迷惑を掛けているわけでもないのでいいのですが、
新しい働き方が浸透して一人ひとりが幸せになることができれば、
結果として社会全体の豊かさにもつながるのだと思います。

 

働きたい人だけが働き、働きたくない人は働かない社会。
この本を読むと、それも冗談ではなく一つの理想の社会なのではないかと納得することができます。
 
近い内容の書籍は他にもありますが、
難しい言葉も無く短時間でさっと理解できるという点でこの本はおすすめです。

 

この手の内容では必ず、
「才能があるからできただけだろ」と否定してくる人が現れますが、
それなら才能が無い人はおとなしく苦しい労働に追われた人生を歩むのが正解なのでしょうか。
 
個人で情報や技術や感情を世界に発信でき、他者との繋がりが持てるようになった現代において、
才能に関係なくできることがあるのではないでしょうか。

 

何事も否定から入るより、まずは行動してみることが大事です。

人材育成の参考に

2017/02/22   -book
 

1983年東京ディズニーランドオープンと同時に
第1期の正社員となった筆者による、
ディズニーランドの人材育成法の解説本です。
 
繁盛している施設やテーマパークに共通していることは、
従業員一人ひとりの意識が高いことです。
 
ディズニーランドもその例に漏れませんが、
他と異なるのは全キャスト(ディズニーランドで働く人)の内、
アルバイトの割合が9割近くと非常に多いことです。
 
さらに新人アルバイトの研修・指導も先輩アルバイトが行うという、
アルバイトの能力を信頼した運営を行っているのです。
 
一体なぜディズニーランドはこのような運営形態をとり、
圧倒的な顧客満足を得ることができているのでしょうか。

 

この本ではディズニーに伝わる高度なトレーニング方法を解説していますが、
一つひとつの内容が真新しいという印象はありませんでした。
 
ただ、アルバイトに対してもディズニーのミッション・行動指針の理解を徹底しており、
それゆえ全キャストが正社員同様の高いレベルでサービスを提供できていることが分かります。
 
すべてはゲスト(お客さま)にハピネスを提供するため───。
 
社員の自主性、統率性に欠けていると感じる会社は、
ディズニーの教育から学べる点は多いと思います。

 

↓コミック版も出てます。

リーダーとしての責任

2017/02/19   -book
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2004~2011年の8年間プロ野球 中日ドラゴンズの監督を務め、
4度の優勝に導いた名監督 落合博満の一冊です。
 
監督時代はマスコミに多くを語らず少し謎めいた雰囲気を持っていましたが、
この本ではその独自の采配の秘密をたっぷり300ページ語っています。

 

読んだ印象としては、こう言うと少し語弊があるかもしれませんが、
想像していた以上に「まとも」な内容だと思いました。
 
当時のドラゴンズと言えば春季キャンプの日程が6勤1休であったり、
ブルペンや故障者の情報を伏せていたり、
落合監督のもと他チームとは明らかに異なる方針で進むチームでした。
 
それだけに、何か天才にしか理解できない独自の理論で
チームをまとめ采配を振るっているのかと思っていたのです。
 
しかしこの本で記されているのは、
「勝つことが最大のファンサービス」と公言する通り、
チームの勝利を最優先に考えた監督の筋の通ったシンプルな信念です。
 
外からだと少し奇抜に見えた采配も、
自分がすべての責任を負い嫌われ者になることを受け入れ、
チームを日本一という最大の目標に導くために執っていたものだと分かります。

 

プロ野球ファンの間では有名な
日本シリーズ完全試合未遂やWBCの件にも触れています。
 
時に内外から批判を浴びながらも、ぶれずに自分の責任を全うしてきたことで、
チームの黄金期を創ることができたのだと思います。
 
上司としての一つの在り方をこの本から学べます。

実例で分かりやすい「価値の売り方」

2017/02/17   -book
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マーケティング・コンサルタントとして数々の企業の業績を伸ばした著者による、
商品・サービスの売り方の解説書です。
 
情報が氾濫し、商品もサービスも市場に溢れている現代で、
他と差別化して売り上げを伸ばすにはどうしたらいいのか。
 
商品そのもにお金をかけて質を高めても、
良いものはすぐ後追いされ、個性は失われてしまいます。
 
今の時代、商品の質だけでなくそれに付随する価値がないと、
人々の購買意欲を掻き立てることはできません。
 
では、商品の付加価値とは一体なんでしょうか。

 

この本では、物を売る際の付加価値の付け方について詳しく解説しています。
 
付加価値といってもコストのかかる豪華特典ではなく、
ちょっとしたアイデアで誰でも簡単に低コストで作ることができます。
 
100円のコーラを1000円で売る方法など、
他のビジネス書と近い内容のところも多いですが、
それだけビジネスシーンで普遍的に役立つ内容と言えます。
 
本書は筆者が実際にコンサルして成功した実例をいくつも載せているので、
より自分のビジネスに取り入れるイメージが掴みやすいと思います。
 
売り上げが伸びず、「こんな商品じゃだめなんだ」と諦める前に、
価値を作ることに力を入れてみてはいかがでしょうか。

起業の厳しさと魅力をこの一冊で

2017/02/13   -book
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現在日本の起業率は5%程度で推移しており、
就業形態が確立されていない途上国だけでなく、
欧米の先進国と比較しても大きく下回っています。
 
起業率が低いと産業の活性化が起こりにくく、
新しいビジネスも雇用創出も生まれない停滞した社会になってしまいます。
 
その懸念から政府も起業率の目標を10%に定めて支援していますが、
まだ大きな成果は上がっていないようです。
 
日本の起業家に対する世間の評価は依然低く、
保守的な思考の若者が世に送り出され続けているのです。

 

この本は企業コンサルタントとして活動する筆者が、
この国を挑戦者で溢れる国にしたい!」という思いから執筆した解説書です。
 
幼いころから商売の家系で苦労を味わった筆者だけに、
甘い言葉だけでなく起業の厳しさもしっかり解説しています。
 
全体を読んでみて分かったことは、とにかく準備が大事!ということです。
当たり前のことと思われるかもしれませんが、
起業とは自分の力だけで社会に立ち向かうことですから、見切り発車は絶対厳禁です。
 
この本には事業コンセプトの作り方、融資の受け方と審査を通る方法、
開業前調査、各種届出、広告戦略など、起業に不可欠な要素が一通りまとめられています。
業種によって細かい内容は異なりますが、
起業を目指す方なら本書の内容程度は頭に入れておいて損はないと思います。
 
漫画と解説の割合も良い感じで読みやすいです。

 

起業を必要以上にハードルの高いものと思いこんで、
自分の能力ややりたいことを眠らせたまま人生を終えるのは本当に勿体ないことです。
 
主人公の女の子のように明るくポジティブな性格になるのは難しいですが、
どんな人でも地道に外堀を埋める努力を続ければ、いつかはやりたいことを実現できると思います。
 
夢を追いかける人におすすめの一冊です。

伝説の経営理論がコミック化

2017/02/12   -book
 

もともとはイスラエルの物理学者だった著者が
経営コンサルタントとして活躍した際に発表し、
全世界でベストセラーとなったマネジメント理論です。
 
日本で活用されると、貿易の不均衡が加速し世界経済が破滅するという著者の懸念から、
発表から17年後の2001年にようやく日本語の翻訳版が出版されました。(なんか凄いですね)
そのエッセンスをコンパクトに漫画化したのがこの本です。

 

主人公新城吾郎はとある大企業の工場所長で、
ある日本部長から3ヶ月以内に業績改善しないと工場を閉鎖すると言い渡されます。
 
困り果てる吾郎ですが、偶然空港で学生時代の恩師ジョナと再会し、
工場を立て直すためのアドバイスを請います。
 
ジョナの教えはこれまでの常識とはかけ離れたもので、
早急に結果が必要な吾郎はますます頭を悩ませます。
 
社員の生活がかかる重責、多忙による家族とのすれ違いといった苦労にも襲われますが、
仲間と助け合いジョナのアドバイスを解読し実行していくことで、
工場の業績は徐々に上向いていきます。

 

生産管理の知識も経験も無い自分ですが、
そんな僕でも理解できるぐらい分かりやすい内容です。
 
「お金を儲ける」という会社の目標を達成するために必要なことは何か、
見せかけの生産効率では測れない経営の真実が記されています。
 
この本の核であるTOC(制約)理論を身につけて現場に取り入れれば、
工場の業績に好影響を与えられるのではないかと思います。
 
管理職や生産に携わる方は読んでおいて間違いない良書です。

 

原作は読んだことが無いですが結構ボリュームがあるみたいなので、
コミック版のほうがおすすめですね。

キャバ嬢に学ぶ

17歳で水商売の世界に入り、現在まで数々の店舗経営と人材育成に成功している筆者が記す売れっ子キャバ嬢になるためのメール術です。
 
誰もがケータイを持つ現代において、店で接客するだけがキャバ嬢の仕事ではありません。
文字によるコミュニケーションでもお客さまとの関係を深め、人気を上げていかなければいけません。
 
僕がこの本を手に取ったのは、ビジネスでは必ず相手がいる以上接客は避けて通れないものであり、
キャバクラは接客業の中でも最も「接客」部分に特化した職業だと思うからです。
僕がキャバ嬢のようなメールを送ることはないと思いますが(それは気持ち悪いですねw)、
顧客とのやりとりという点で考えると参考になるところはあります。
 
ほとんど連絡してくることがなかったり、たまに届くメールがビジネス的な内容だと、
受け手の気分も良くならずその店に行こうという気持ちはなくなってしまいます。
 
これはどんなビジネスでも同じことで、自分本位で売り込みをかけてくる相手に心を許す人などいるはずもなく、結局は普段から営業抜きで良くしてくれている相手に人はなびきます。
 
メールでも相手の都合を無視した自分勝手なタイミングや内容では、相手は不快感を持ってしまいます。
この本ではお客さまを喜ばせ受け入れてもらい、再度来店してもらえるようなメールの送り方を解説しています。
(現在はLINEなどの連絡手段が主流ですが、考え方は同じですね)
 
キャバクラを経営する2名のインタビューと対談もあり、
自分とは遠い世界の話を知ることができて面白かったです。

 

巻末に心理学用語である「承認欲求」という言葉が出てきます。
これは”人間は誰もが認められたがっている”ということだそうですが、
結局接客の真髄とは相手の承認欲求を満たしてあげることなのではないかと思います。

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