「 コミュニケーション 」 一覧

キャバ嬢に学ぶ

17歳で水商売の世界に入り、現在まで数々の店舗経営と人材育成に成功している筆者が記す売れっ子キャバ嬢になるためのメール術です。
 
誰もがケータイを持つ現代において、店で接客するだけがキャバ嬢の仕事ではありません。
文字によるコミュニケーションでもお客さまとの関係を深め、人気を上げていかなければいけません。
 
僕がこの本を手に取ったのは、ビジネスでは必ず相手がいる以上接客は避けて通れないものであり、
キャバクラは接客業の中でも最も「接客」部分に特化した職業だと思うからです。
僕がキャバ嬢のようなメールを送ることはないと思いますが(それは気持ち悪いですねw)、
顧客とのやりとりという点で考えると参考になるところはあります。
 
ほとんど連絡してくることがなかったり、たまに届くメールがビジネス的な内容だと、
受け手の気分も良くならずその店に行こうという気持ちはなくなってしまいます。
 
これはどんなビジネスでも同じことで、自分本位で売り込みをかけてくる相手に心を許す人などいるはずもなく、結局は普段から営業抜きで良くしてくれている相手に人はなびきます。
 
メールでも相手の都合を無視した自分勝手なタイミングや内容では、相手は不快感を持ってしまいます。
この本ではお客さまを喜ばせ受け入れてもらい、再度来店してもらえるようなメールの送り方を解説しています。
(現在はLINEなどの連絡手段が主流ですが、考え方は同じですね)
 
キャバクラを経営する2名のインタビューと対談もあり、
自分とは遠い世界の話を知ることができて面白かったです。

 

巻末に心理学用語である「承認欲求」という言葉が出てきます。
これは”人間は誰もが認められたがっている”ということだそうですが、
結局接客の真髄とは相手の承認欲求を満たしてあげることなのではないかと思います。

仕事をする人への熱い一冊

アルバイトとして4年間、正社員として21年間マクドナルドクルーとして働いてきた筆者の作品です。
タイトルの通りマクドナルドに対しての感謝の気持ちは十分過ぎるほど伝わってきますが、
「だからマクドナルドに行こうよ、働こうよ!」みたいな内容ではありません。
筆者が25年間マクドナルドで学んできた「仕事観」をかなり熱い想いで書き連ねています。
 
筆者はバリバリの体育会系で、たまたま始めたマクドナルドのバイトで仕事の喜びを覚え、
通常1年はかかるAクルーにわずか3カ月で上り詰めます。
その後も学生生活に求めることがなくなりすぐに入社することを決めたり、
全国のマクドナルドクルーで競うAJCCに選出され上位に入ったり、
遂には店長になって利益を大幅アップし最優秀店長に選ばれるなど、
まさにマクドナルドに生涯を懸けた男の物語です。
 
当然筆者も仕事をする上で避けては通れない困難に次々と見舞われますが、
その度に強靭な精神力で問題を解決していきます。
正直この方の能力と向上心が高すぎて、間違いなくどんな会社に入っていても成功していたと思うのですが、
そんな人がこれだけ訴えるマクドナルドの人材育成のレベルは高いということでしょう。
ただこの本はそれがメインではなく、マクドナルドで働く間に学んだ「サービス業の素晴らしさ」を伝えています。
 
サービス業に従事する方、仕事の楽しさをいまいち見い出せない方は、
仕事への熱意が詰まったこの本を一度読んでみてはいかがでしょうか。

観察から相手の心理を見抜く

TVでもお馴染のメンタリスト Daigoさんの書籍です。
 
Daigoさん自身サラリーマンの経験はないそうですが、
その豊富な経験と人脈に基づいて、
ビジネスや販売などの場で役に立つ人間心理の様々なテクニックが書かれています。
 
本のタイトル的には「よく知らない人間でもいかに誘導してYESと言わせるか」という印象を受けますが、
どちらかというと「YESと言わせるためにいかに相手を知り良好な関係を作るか」がメインテーマの気がします。
一瞬というよりは結構じっくり攻める感じですねw
 
本の後半にはニガテな人を無くす方法、アガらない方法、”許さざるをえない”謝り方、など、
日常で幅広く使えるテクニックも紹介されています。
その中でも特にこの本で何度か登場する「感情のバランス」という心理には思わず納得してしまいました。
この心理を知ることで逆境もポジティブに捉えることができるため、人間関係のストレスが多い人にはぜひ知ってほしいです。

 

テクニックには簡単に実践できることから少し勇気が要りそうなものまでありますが、
この人は普段から人の心理を知るために頭をフル回転させ、勇気を持って行動しているからこそ、
現在の地位を築くことができたんだなあと感心してしまいました。
 
また、メンタリストならではの「さすが」と思わされる観察眼もある一方、
懇親会では積極的に話しかけよう、
講演会の質問時間では一番最初に手を上げよう、
など案外普通のことも書かれていたりします。
 
僕の解釈としては、良いと分かっていながらなかなか実行できないことでも、
それを実力と社会的地位が証明されている人間から薦められることによって、
間違いないんだ、こんな風になりたい、やってみようと背中を押してもらえる効果があるんだと思います。
 
この本を読むことによってテクニックが身につくだけでなく、
今よりほんの少しでいいので行動してみよう、という前向きな気持ちになれると思います。

相手に伝わらない文章に意味はない

ブログで自分の意見を発信したいという思いからこの本を買ってみました。
 
何も考えず文章を書きだすと、まとまりが無く意図が伝わらない文章になってしまいます。
 
この本はまず文章を書く前の下準備の説明から始まります。
この下準備こそが最も重要であり、これを疎かにすると文章全体がぶれてしまいます。
中盤で登場する「問い」「根本思想」といったキーワードも文章構築に必須です。
 
全編を通して重要と感じたことは、文章は相手あってのものだということ。
当然のことなのですが、気を抜くと読み手を無視した文章になってしまうので要注意です。
 
本の内容自体は難しいものではないですが、自分の中で体系化して
納得できる文章を書けるようになるためにはトレーニングが必要となりそうです。

 

学生時代ある文献に対する意見をまとめて教授に提出したとき、
「結局君は何が言いたいの?」と一蹴されてしまったことがあります。
僕の書いた文章は自分の思っていることがぐちゃぐちゃに詰め込まれていて、
肝心の意見が埋もれてしまっていました。
自分にしか理解できない、独りよがりの文章だったと思います。
 
年齢・職業に関係なく、人の生活から文章は切っても切り離せません。
僕ももっと早い時期から文章力を磨いておくべきだったなと思います。

Copyright© Easy Time , 2017 AllRights Reserved Powered by micata2.