「 実用書 」 一覧

それにつけても

2017/03/01   -book
 

あなたが記憶できないのは、記憶が苦手なのではなく、記憶の方法を知らないだけ──。
 
「1分間シリーズ」で数々の勉強法を生み出しヒットさせてきた筆者は、
この本の中でそう断言します。
 
英語を目で見て覚える訓練を、3カ月以上したことがありますか?
おそらくほとんどの人はNoと答えると思います。
 
勉強の成績が伸び悩んでいる人は、何か新しい記憶法を試すでもなく、
ひたすら自己流で暗記をしてしまっているのです。
 
その結果、最適な記憶法を実践している好成績者とはどんどん差が開き、
「自分は勉強できない人間なんだ」と思いこんでしまいます。

 

この本ではまず、記憶のメカニズムの解説から始まります。
 
昔のCMのフレーズなど、
覚える必要のないものまで妙に頭に残ってることがありますよね。
(本記事タイトルに続く言葉は、ある程度の年齢の方なら分かると思います)
 
これは人間元来のメカニズムによるもので、
これを勉強に活かすことで記憶力が高まるというのは納得できます。
 
メカニズムの後は受験や資格試験に向けた記憶の実践方法を紹介しています。
 
色分けの記憶法などは準備も必要でマメな人でないと継続できないと思いますが、
基本的にはどれもすぐに実践できそうです。
 
何かの試験を控えている人はもちろん、
なんとなく物覚えの悪さが気になる人にも役に立つ内容だと思います。
 
自分のスタイルを変えるのは抵抗があると思いますが、
記憶法を覚えることで「人生が変わる」という筆者の言葉を信じて頑張ってみるのも有りなのでは。

 

タイトルの「1分間」ですが、
この本の中ではあまり重要なキーワードではありません。
短い時間で何度も繰り返し覚える記憶法という意味みたいですね。

実例で分かりやすい「価値の売り方」

2017/02/17   -book
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マーケティング・コンサルタントとして数々の企業の業績を伸ばした著者による、
商品・サービスの売り方の解説書です。
 
情報が氾濫し、商品もサービスも市場に溢れている現代で、
他と差別化して売り上げを伸ばすにはどうしたらいいのか。
 
商品そのもにお金をかけて質を高めても、
良いものはすぐ後追いされ、個性は失われてしまいます。
 
今の時代、商品の質だけでなくそれに付随する価値がないと、
人々の購買意欲を掻き立てることはできません。
 
では、商品の付加価値とは一体なんでしょうか。

 

この本では、物を売る際の付加価値の付け方について詳しく解説しています。
 
付加価値といってもコストのかかる豪華特典ではなく、
ちょっとしたアイデアで誰でも簡単に低コストで作ることができます。
 
100円のコーラを1000円で売る方法など、
他のビジネス書と近い内容のところも多いですが、
それだけビジネスシーンで普遍的に役立つ内容と言えます。
 
本書は筆者が実際にコンサルして成功した実例をいくつも載せているので、
より自分のビジネスに取り入れるイメージが掴みやすいと思います。
 
売り上げが伸びず、「こんな商品じゃだめなんだ」と諦める前に、
価値を作ることに力を入れてみてはいかがでしょうか。

起業の厳しさと魅力をこの一冊で

2017/02/13   -book
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現在日本の起業率は5%程度で推移しており、
就業形態が確立されていない途上国だけでなく、
欧米の先進国と比較しても大きく下回っています。
 
起業率が低いと産業の活性化が起こりにくく、
新しいビジネスも雇用創出も生まれない停滞した社会になってしまいます。
 
その懸念から政府も起業率の目標を10%に定めて支援していますが、
まだ大きな成果は上がっていないようです。
 
日本の起業家に対する世間の評価は依然低く、
保守的な思考の若者が世に送り出され続けているのです。

 

この本は企業コンサルタントとして活動する筆者が、
この国を挑戦者で溢れる国にしたい!」という思いから執筆した解説書です。
 
幼いころから商売の家系で苦労を味わった筆者だけに、
甘い言葉だけでなく起業の厳しさもしっかり解説しています。
 
全体を読んでみて分かったことは、とにかく準備が大事!ということです。
当たり前のことと思われるかもしれませんが、
起業とは自分の力だけで社会に立ち向かうことですから、見切り発車は絶対厳禁です。
 
この本には事業コンセプトの作り方、融資の受け方と審査を通る方法、
開業前調査、各種届出、広告戦略など、起業に不可欠な要素が一通りまとめられています。
業種によって細かい内容は異なりますが、
起業を目指す方なら本書の内容程度は頭に入れておいて損はないと思います。
 
漫画と解説の割合も良い感じで読みやすいです。

 

起業を必要以上にハードルの高いものと思いこんで、
自分の能力ややりたいことを眠らせたまま人生を終えるのは本当に勿体ないことです。
 
主人公の女の子のように明るくポジティブな性格になるのは難しいですが、
どんな人でも地道に外堀を埋める努力を続ければ、いつかはやりたいことを実現できると思います。
 
夢を追いかける人におすすめの一冊です。

目からうろこの節税術

2017/02/02   -book
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独立開業を目指す人にとって一番やっかいなのが、
1年の収支をまとめて報告する「確定申告」です。
 
サラリーマン時代は会社に任せておけばよかったのですが、
独立したら帳簿から報告まですべて自分で行わなければなりません。

 

この本は以前出版された「あらゆる領収書は経費で落とせる」のコミック版で、
日常のあらゆる支出を経費として計上するための方法を、
漫画を使って分かりやすく解説しています。
(原作者は元国税調査官です)
 
「領収書のあて名が間違ってると経費として認められない?」
「レシートでは領収書の代わりにならない?」
 
税務署をおそれるあまりこんな都市伝説が広まっていますが、
実際はこれらを経費にすることは可能です。
 
それどころか、領収書をもらい忘れたタクシー代、取引先以外の人との飲み代、家に置いてあるテレビ代(!)など、
一見経費としてはとても認められないようなものでも、
ちょっとした計上のテクニックを使うことで経費にすることができるのです。

 

僕もこの本を読むまで、この本に登場する支出は
ほとんど経費としては認められないものと思っていました。
フリーランスの方はもちろん、中小企業の経理の方にとっても目から鱗の内容だと思います。

片づけたい!!

2017/01/31   -book
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片づけても片づけても、気が付いたら部屋が汚れている・・・。
片づけは人類の永遠の悩みです。
 
そんな片づけの研究を長年続け、
「片づけコンサルタント」として数々の家庭を救ってきた
筆者による片づけ術をまとめた書籍です。
 
なんとこの方、アメリカのタイム誌(2015年版)が選ぶ
「世界で最も影響力のある100人」に選出されています!!
(他の顔ぶれを見ると各国の首脳、世界的企業の社長などそうそうたるメンバー)

 
日本だけでなく、世界中にその片づけ術を浸透させているのです。
凄いですね。
 
さっそく僕も本書を一通り読んでみました。

 

まずこの本ですが、単なる片づけの手順書ではありません。
また、部屋のビフォーアフターを見て感心するための本でもありません。
(写真は一切ありません。文字だけで250ページ超の大作です)
 
この方の片づけ法はかなり「意識的、精神的なこと」を重視しています。
より具体的な作業手順の解説は第三章から始まり、
それまでは片づけに取り組むための意識付けがメインとなっています。
 
片づけに意識なんて必要なの?と思う方もいると思いますが、
これまで手当たり次第に片づけてきて、その状態が継続したことがあるでしょうか。
 
片づけは強敵です。
立ち向かうにはこちらもそれ相応の準備が必要なのです。

 

中盤からは具体的な作業の解説になり、読みながら実際に作業してみると捗ると思います。
(でもその根底は序盤で教えられた「意識」であり、途中から読み始めるのはおすすめしません)
 
そして終盤は、片づけをすることで得られる別のモノについて書かれています。
片づけをすることで自分という人間を知り、人生は豊かなものに変わっていきます。
 
ここだけ読むと大げさだと思うかもしれませんが、
最初から読み進めていくとそういった因果関係も納得できると思います。
 
僕は本を読んでいて「おおっ」と感心した文章はPCに記録するようにしているのですが、
この本は記録箇所が今まで読んできた本の中でもトップクラスに多かったです。
それぐらい単なる作業ではない「片づけの魔法」の魅力をこの本から感じることができました。

 

まだ実際に片づけをしていないのでその効果を大きな声では言えませんが、
今の段階で自分の中の片づけに対する意識は間違いなく変わりました。
 
実際に片づけに取り掛かるその日が楽しみです。
(できればこのブログで結果報告したいと思います)

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