「 自己啓発 」 一覧

観察から相手の心理を見抜く

TVでもお馴染のメンタリスト Daigoさんの書籍です。
 
Daigoさん自身サラリーマンの経験はないそうですが、
その豊富な経験と人脈に基づいて、
ビジネスや販売などの場で役に立つ人間心理の様々なテクニックが書かれています。
 
本のタイトル的には「よく知らない人間でもいかに誘導してYESと言わせるか」という印象を受けますが、
どちらかというと「YESと言わせるためにいかに相手を知り良好な関係を作るか」がメインテーマの気がします。
一瞬というよりは結構じっくり攻める感じですねw
 
本の後半にはニガテな人を無くす方法、アガらない方法、”許さざるをえない”謝り方、など、
日常で幅広く使えるテクニックも紹介されています。
その中でも特にこの本で何度か登場する「感情のバランス」という心理には思わず納得してしまいました。
この心理を知ることで逆境もポジティブに捉えることができるため、人間関係のストレスが多い人にはぜひ知ってほしいです。

 

テクニックには簡単に実践できることから少し勇気が要りそうなものまでありますが、
この人は普段から人の心理を知るために頭をフル回転させ、勇気を持って行動しているからこそ、
現在の地位を築くことができたんだなあと感心してしまいました。
 
また、メンタリストならではの「さすが」と思わされる観察眼もある一方、
懇親会では積極的に話しかけよう、
講演会の質問時間では一番最初に手を上げよう、
など案外普通のことも書かれていたりします。
 
僕の解釈としては、良いと分かっていながらなかなか実行できないことでも、
それを実力と社会的地位が証明されている人間から薦められることによって、
間違いないんだ、こんな風になりたい、やってみようと背中を押してもらえる効果があるんだと思います。
 
この本を読むことによってテクニックが身につくだけでなく、
今よりほんの少しでいいので行動してみよう、という前向きな気持ちになれると思います。

お金と幸せの関係

2017/01/18   -book
 ,

脳科学者の茂木健一郎さんがお金にスポットを当てて書いた書籍です。
 
お金に関する行動のほぼすべてを脳が操っているという考えに基づき、
脳とお金の関わりについて多様な角度から解説しています。
 
タイトルの通りお金持ちになるための考え方について書かれていますが、
大事なポイントは「お金」≠「幸福」ということです。
 
研究によると、あるラインを超えると収入が増えても幸福度は変わらなくなるそうです。
お金をたくさん持っているとどんなメリットがあるのか、
人生の中でするべきお金の使い方などの説明がありますが、
話の終着はお金を通じてどうしたら幸せになれるかということです。
この本は「お金と幸せの関係」に重点を置いた作品と言えます。
 
印象に残った用語として「機会費用」という考え方がありました。
機会費用とはあることをすることで、他のあることができたかもしれない機会を失うという意味です。
これは特別新しい言葉ではないのですが、「投資」を嫌う日本人にとって欠けている概念だと思いました。
自分がこれまでの人生で行ってきた決断が、機会費用という考え方を理解していれば違った判断ができたのではないかと、少し考えさせれられてしまいました。

 

この本に対する読者のレビューをAmazonで覗いてみたのですが、
内容が薄いとか、分かりきったこととか、結構辛い意見が多いみたいですね。
確かに脳の働きとお金を結びつけるデータ的な内容はほとんどなく、
「脳とお金の"驚くべき"関係性」という触れ込みによって期待値が上がってしまっているところはありますが、
僕からすれば無理に小難しいことが書いてある本よりはよっぽど理解しやすく面白かったです。

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